2018年 アメリカ
監督 ピーター・ファレリー
ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ
1962年のアメリカ。南部ではまだ根深く人種差別が残っている頃(ジム・クロウ法)、ホワイトハウスで演奏するほどに著名なピアニストが南部に演奏ツアーに行く。運転手兼ボディーガードとして同行するのはイタリア系のちょっと野蛮なおじさん(笑
50年、60年前のアメリカはまだまだこんな状況だったんよね。
黒人が安心して旅するためのガイドブックがあるなんて、黒人が泊まれるホテル、黒人が入れるレストランが記載されていて毎年発刊されていた。
今では本当に信じ難い話だけど、みんな平然とした顔で言う「申し訳ない、ここではこういうルールなんだ」って。
自分は悪くないよ、でも決まりだから仕方ないんだって感じ。
実話ベースらしいけど、アフリカ系のピアニストとイタリア系の運転手が南部ツアーをしたってことだけが事実って感じみたい。
トニーが妻ドロレスに手紙を書いてたのは事実のようでその手紙とか本人たちから伝え聞いた話を元に息子のニックが脚本を書いて映画化したそうな。
トニーもニックも俳優さん、、、どんな人か全然知らないけど(笑
トニーを演じたのはロード・オブ・ザ・リングのアラゴルン。
ワイルドだったけど、今作ではお腹の出たおっさんでした(笑