このレビューはネタバレを含みます
すごくいい映画だった。ようやく見た。
こんなに酷いのかってびっくりだし、こんな世界で黒人として生きていくのは本当に辛い。。。
差別を受けるたびにシャーリーが憎悪の念を押し殺して微笑む表情が、これまで何度も受けてきた仕打ちの一つとして蓄積してる感じがした。
黒人でも白人でもないって苦しくなる姿が本当に悔しくなる。。。
トニーが段々、シャーリーを黒人としてじゃなくて人として好きになっていくのが救いだった。
性的マイノリティとかもそうだけど、差別って無意識にやってることだから、本当に意識したり、周りにいるとか当事者に近い立場にならないと想像ができない。
想像しようとしないと加害者になっちゃう。理解はできなくても、しようとしないと、ってまた思った。
白人とか黒人とかじゃなくて、人としての教養や生き抜く力みたいなものの大切さをすごい感じた。。。
教育大事だよ本当に。そして音楽も。
アジア差別を乗り越えるために、英語話せるか、音楽とかスポーツとか文化を通じてコミュニケーション取れるか、勇気を出せるか。頑張って世界を広げたいな。
この映画で自分の視野も考え方もまたちょっと広がった。