ヒーロー

グリーンブックのヒーローのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

黒人差別の映画。なんだけどクリスマス映画でもあり、知らずに25日当日に視聴したw
この映画の驚きはこれが完全ノンフィクションってこと。

主人公トニーは沢山の家族や友人がいる白人。失業をきっかけに孤独なお金持ち同性愛者黒人ピアニストのシャーリーの世話役兼運転手になる。シャーリーは演奏会で北部では3倍の額を貰えるのに、それを蹴って南部の黒人差別が厳しい所にあえて出向く。差別はかなりキツく、黒人用のホテルがあったりトイレに行こうとすると野外の黒人トイレに案内されたり。だがシャーリーはめげずにいつも冷静。ある時レストランで食事すらも黒人は受け入れられないと言われ演奏会を投げ出し黒人バーで楽しむ。世話役の任務期間が終了した後もトニーの家にシャーリー。クリスマスパティーを共に楽しんだ…

なんと言うか…ハッピーエンドなんだろうけどモヤってする。南部で黒人差別が激しかった、で終わり。な感じで、本編では差別描写がかなり激しく長い尺を使っていたからこうゆう事をして差別をなくした!みたいな所まで描かれるのかと思いきや何もないのがちょっとなあ…って。
ケンタッキー州に行ってトニーがケンタ買ってこのチキンめっちゃうめえ!!って車内で興奮してるシーン好き。
トニーは結構慈悲深いのか、シャーリーが差別的に扱われるとカッとなったり殴っちゃったりwするの優秀で信頼できる世話役って感じで凄く良い笑
トニーとシャーリーはエンドロール後死ぬまで仲良くて、お互い死んだのも数ヶ月の差というレベルの仲の良さって言ってて、マジでこんな友情あるのかー!ってなった。
トニーとシャーリーはこの後も仲良く暮らしました…っていうハートフルな映画でクリスマスには心温まる系だね。
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