良作ですね。品がいい。
見たあと爽快です。
日本人に理解し得ない黒人差別の鉄壁の慣習。3歩歩けば壁に当たる。きつい。ナットコールキングに続くフロンティア、勇敢なインテリピアニストが相棒とタッグを組み友情で壁を溶かしていく。
トニー(漢)のニュートラルな物の見方が気分良い。
｢靴下をＴＶに干してるよ｣、って漢な手紙でも愛らしくて好きでした。
オールドアメリカンの街やハイクラスホテル、ニューヨーカーの庶民派の暮らし、美術セット衣装インテリア総てセンスよくシーンの切り替わりも愉しい。セルリアンブルーのアメ車に二人の爽快感が反映されているようだった。
