再視聴
行儀の悪い白人と、品格ある黒人。
アメリカ1960年代の黒人差別をテーマに取り上げ、シリアスな問題なのに、正面からポップに仕上がっている名作。
・シャーリーに「返してきなさい」と叱られるトニー
・運転中2人でフライドチキンを食べて、調子に乗って窓からコップを捨てて、シャーリーに拾わされるトニー
・家族への手紙で「dear」を「deer」と書いて、それでは鹿だとシャーリーに教えられるトニー
いいオジサンが不満顔で言うこと聞いているのが、滑稽で面白い。
でも相手へのリスペクトをそんな子どもみたいなオジサンのトニーだからこそ、本能で感じ取り友情が芽生えたのだろうと思うし、実話でもそれに近かったのかもしれないと思うと、なんか嬉しい。
マハーシャラアリ演じるシャーリーの姿勢や佇まいや所作が洗練されていて、本当にカッコいい。最後のジャスも最高。
人にお勧めしたくなる名作映画であり、見ると必ずケンタッキーフライドチキンを食べたくなる映画だ🍗🍗