マハーシャラ・アリさんの仕草、話し方が丁寧で洗練されているのに、どこか可愛くて好き。
作品中のセリフで、「黒人にも白人にも仲間として見てもらえない。自分は孤独だ。」みたいなセリフがあったと思うけど、その人が持ってる才能とか、立場とか、肌の色とかでしか見てくれない相手じゃなくて、その「人」を見てくれて繋がれる相手がほしいんだよねって納得。
二人の関係が出来上がっていく経過を追っていくこの映画が、見ていてすごく気持ちがいい。
ただ、差別を乗り越えて仲良くなったよ、的なストーリーを、特別なことではなくて、なんてことない普通のこととして、みんなが受け止められる世界になってほしいなって思う。