1962年のニューヨーク、アメリカの黒人差別の実話。
とある貧乏で周囲の人達に恵まれた白人と、裕福ではあるが1人寂しく暮らす黒人、その対極にいる2人の友情に非常に心が洗われた。
1900年代、アメリカの文化として根付いてしまった黒人差別はとても残酷で悲しい悲劇を起こしてきた。なんとも信じ難い酷い出来事だ。
しかし、中には黒人の彼らを平等に接する白人もいた。「果たして、その時代に生まれていたら彼らに対して私は平等に接することができただろうか。」と、思わず差別シーンを見て胸を抉られる気持ちになるたびに自問自答を繰り返してしまった。
まさに心の掃除に最適な一本でした。