このレビューはネタバレを含みます
運転手が警官に暴力を振るって勾留された時のドクの言葉。
『暴力は敗北だ
品位を保つことが優位を示すのだ』
この言葉めっちゃ頭に残った
暴力って色々あると思う
力、言葉、態度、接し方…
色んな暴力を受けてきたドクの口から放たれたこの言葉だからこそ感じられたものがあるなと。
私は短期だからカッとしてつい思っても無いことを言ってしまう。
人の心に付いた傷は一生癒えないから、後から後悔しても遅い、もう取り返しが付かない。なのに、そのことが私の心の傷にもなってしまって、私も病んでしまう。
ってことが昔から本当によくある。
人に酷いことを言ったり、行うと必ず自分に返ってくる。
どんな人にも誠実にありたいと思う。
映画って色んな経験を経てから観ると色んなこと考えられていいな
自分の考えが見えてくる感じがする
他印象的だったもの
ドクが運転してニューヨークまで届けてあげたところ
家族に会ってけよ、に対して、メリークリスマスとだけ告げて帰るところ
運転手には帰る場所、暖かく迎えてくれる家族がいるのに対して、自身を『はぐれ黒人。独りで耐えるしかない』と言ったドクの対比。
ドクの部屋に家具が多いのは趣味かと思ってたけど、寂しさの表れだったのかもなと思わせてくれる魅せ方。
手紙、奥さんにはバレバレだったんだね！笑
ずっと夫を立ててた奥さん。
いや流石すぎる笑
こんな奥さんになりたいな
いい映画でした！観れて良かった！
