本当に、アメリカ映画というものは、昔からこのての物語は素晴らしい。
黒人と白人の友情物語では名作も多い。
1967年の名作『夜の大捜査線』もそうですが、アメリカ南部での黒人差別の歴史がかなり重要な要素として、丁寧に描かれています。
ヴィゴ・モーテンセンの粗野で豪快な役作りとマハーシャラ・アリの孤独を抱いた素晴らしい演技。
リンダ・カーデリーニの慈悲溢れる優しい眼差し。
この三人でなければこれほどの完成度にはならなかったのではないでしょうか。
そして、ファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが単独で撮った本作品。
どの国かは関係なく、押しつけがましくなくて、丁寧に、でも程よいウィットに富んだ笑いを交えたこのような作品は、間違いなく名作と呼べますね。
