天才黒人ピアニストとイタリア系白人運転手のバディによるロードムービー作品。
ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリが共演。
ホワイトハウスでも演奏したことがあるカーネギーホールに住んでいる著名な黒人ピアニストが、人種差別が根強い南部に演奏ツアーに出かけることを決心する。
ツアーに際して粗暴なイタリア系の白人を車の運転手兼用心棒として雇う。
黒人であるがゆえに、旅先で様々なトラブルに出くわすが......
グリーンブックは黒人用の旅行ガイドブックのこと。
1962年の実話をもとにした人種差別をテーマにした作品で、当事国では根本的に現在でもこの問題が解決されておらず、とても残念。
お決まりのパターンですが何度見ても心地よい。
立場が異なる正反対の性格の二人が、2カ月間行動を共にし、お互いに人間として成長していく様は心が温まります。
ラストシーンがすべてを物語っており、素敵なエンディングでした。
人種差別という重い問題を扱った作品ですが、主演の二人の好演と、随所に散りばめられたユーモアで、明るく前向きな気持ちになる素晴らしい作品です。
「ステキな手紙をありがとう」（BSフジ版）
「手紙を ありがとう」（NHK版）
2022.11 NHK BSPで鑑賞（字幕・戸田奈津子）
2021.12 BSフジにて鑑賞（吹替）
2019.2 神楽座の試写会にて鑑賞
第91回 アカデミー賞にて作品賞、助演男優賞、脚本賞を受賞（2019年）
第76回 ゴールデングローブ賞にて最優秀作品賞、最優秀助演男優賞、最優秀脚本賞を受賞（2019年）
