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グリーンブックのDのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
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3/2にみたんだけど、時間が経ってしまった・・・。
アカデミー賞作品賞受賞に合わせたタイミングの公開もあり、深夜枠もいっぱいくらいの大盛況で劇場内は割といい雰囲気。、、、とも言い切れず、普段映画観たい奴も混ざってて、スマホチラチラやってるやつには殺意を覚える。

さて本作は、黒人ピアニストであるドンシャーリーとボディーガード兼ドライバーのイタリア系白人トニー・ヴァレロンガが差別の激しい1962年に南部を回るツアーを敢行した実話に基づく物語であり、ロードムービーだ。

今回のヴィゴモー役は、感情に任せた食いしん坊万歳のイタリアン用心棒っていう設定をじっくり描いて、ジッケットまんまのバディ・ロードムービーなんだけど、それよりは外人向けの笑いのツボを押さえた?(個人的にはそんなに笑いを誘われなかった)、凸凹コンビによる長いコントをずっと観させられてる感が強い。

音楽映画らしく、その使い方が素晴らしくて、ブラックミュージックが当時のヒット曲が使われている。上流の出であるドンは、クラシック育ちであり、黒人なのにこれらの音楽を知らず、トニーにびっくりされる。それでも、だんだんとそれらを好きになっていくドン。移動中の車の中でラジオから流れるこれらの音楽が次第にふたりの距離を縮めていく過程に作用しているといった具合だ。もちろんドンの音楽も大変心地よい。

難しい人種問題を追求せず、安心して観れる万人向き映画だが、やり過ぎない無茶より、やり過ぎた無茶をみたかった!内容にしては長い上映時間が気になるが、今年はそういう映画が多い気がするのと、やや季節外れ感が残念。


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