とても感動したし、何より臆せずに差別表現へと向き合った勇気が素晴らしい。どうしても差別への批判をする時には差別表現を遠慮してしまいがちだが、逃げることなく差別を扱っている。
人は本能的に違いを恐れるものだけれど、理解がそうした壁を超えさせてくれる。誰かのことを理解しようとしたり、理解してもらおうとしたりして、お互いの距離を詰めていくことは、人種や性別を超えて、僕たちが生きていく上で最も大切なスキルだと、そう教えてくれる。
個人的には音楽も好きだった。シャーリーが手紙の書き方を教えるシーンも映像が好き。