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グリーンブックのkoyoのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
この映画は黒人差別というテーマとしては重い題材を扱っており、確かにシリアスなシーンもあったが、コメディチックな場面もありかなりマイルドに伝えれていたところが秀逸だと感じた。なので、結論からいうととてもハッピーになれる映画でした。

私達は差別というと、どうしても白人と黒人の対立として捉えてしまうが、この映画のモーテルにおけるワンシーンでcolorsと看板に書いてあり決して両者だけには留まらない世界が存在していたのかもしれないと想像してしまいました。実際は分からないですが。

トニーの痛快っぷりがこの映画をとくにマイルドにした要因の一つだと思います。いい映画でした。
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