偏見や差別意識などフライドチキンの骨と共に捨ててしまえ!!!!!!
当時の人種差別はきっともっと酷いものだったのだと思うが、相反する2人が8週間のツアーを経て徐々に分かり合っていく姿が丁寧に描かれていた。
始終飽きることはなく、笑い、イラつき、我慢し、感謝をし、恥じらい、彼らと一緒にツアーを回る一員に私もなっていた。
人種差別がテーマの映画といえど、所々にコメディー要素もあり客席からもクスクスと笑い声が沸くほど面白くもあり、素晴らしいヒューマンドラマだった。
優しさに包まれながら終わる映画、8週間の旅で終わりにして欲しくない名残惜しさも感じた。
この作品がアカデミー賞を取ったのは納得。