笑いあり涙あり!
白人と同じトイレを使わせてもらえなかったり、黒人はスーツの試着をさせてもらえなかったり、不条理で残酷な人種差別には心が痛かった。
そんな差別を受けても決して怒ったりせず何事もなかったかのように笑顔で許していたドクが鏡の前で泣くシーンがわたしの中で最もグッと来たシーン。周りには辛い顔は見せないけどたくさんたくさん我慢して来たんだなぁ。同じ人間なのにどうして。とどうしても考えてしまう。
トニーは表だけ見たら喧嘩っ早くて頑固で気難しい人だなあと思ってしまったが、最後まで見ると愛があって根はとっても良い人だった。
最後の酒場で弾いたドクのピアノがどんなピアノよりも綺麗で清く正しく美しかった。
トニーとドクの絆が美しくてなんだか憧れた。
そして大人になったら私もケンタッキー州に行って車の窓から骨を投げようと思う(笑)