「グリーンブック」を観た!(ネタバレ無し)
今年のアメリカのアカデミー賞は日本でも大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディー・マーキュリーを演じたラミ・マレックの主演男優賞受賞、もしくはノミネートされつつも残念ながら受賞を逃した「万引き家族」と「未来のミライ」のことが日本国内のメディアでは紹介されていました。
それではここでクイズ。今回のアカデミー賞で最優秀作品賞、脚本賞、助演俳優賞を受賞した作品はなんでしょうか?
正解は「グリーンブック」です。
えっ?そんな映画だったのと思った方、安心してください。
僕も全然知らなかった作品ですw
その「グリーンブック」が先日から日本でも公開になり、周りの評判も良かったので観に行きました。
この映画はアクションでも、ホラーでも、ファンタジーでもなく、純度100%のヒューマンドラマです。
そのため派手な場面はなく、ビジュアル的には実に地味。
しかも扱っているのが「人種差別」という実に重い題材。
これはもしかしたら寝るかもしれん、と思いつつ、いざ観てみたら、も~~~~~~~~~~実に傑作すぎる作品でした!!
ある天才的才能を持った黒人男性と、中身が完全にガキンチョレベルの粗暴な白人男性とのロードムービーなんですが、その二人のやり取りが実に面白い!!
差別を扱っていながら映画自体は決して重苦しいものでなく、むしろ笑える場面が多いことに驚きました。
とにかく脚本の完成度は半端じゃなく、もう見事としか言いようがありません。
まさにアカデミー賞受賞したのは当然!と言える作品でした。
こんな作品が日本ではあまり話題になっていないのはあまりに残念すぎます。
というわけで現在劇場で上映されている映画の中では、ダントツのお勧め作品であります!!