アメリカで暮らしてないとこの映画に描かれたものでわからないところあるのかもしれない。
また、黒人の人から見たら、腑に落ちない部分も多いかもしれない。
でも、
「人種のあれこれ」というより、
「自分は何者か」というものを探すような映画だったなぁ。
人種問題ももちろんあるけど、
その先の、生まれも育ちも性格も全然違うタイプの人間が、お互い持っていた最初の印象や意識を、交流するうちに視野を広げて、自ら変わっていく、という、とてもシンプルな物語。
この、シンプルな人と人との友情の描写が心地よかった。
英語の発音の問題とか、スペルとか興味深かった。
同じ英語話しても、そら色々やなと。
白人にもどこの国系かで偏見もあるし。
その他にも、マイノリティ問題は出ていた。
説明になるものはちゃんとあったからわかりやすいけど、もっと色々知りたいなっていう余白を残す感じだったな。
小ネタがあちこちに散りばめられて回収されるのも面白かった! 1960年代のアメリカの風景とか音楽いいねー。
かかる音楽がまた良かった!
ただ、演奏シーンは、ララランド頑張ってたんだなーw