やっとやっと見ました。
とてもとても良かった。時々涙がこぼれました。なんというか感無量。
当時の人種差別の問題(もちろん現在もですが)もありありと出てきますし、個人のアイデンティティーに悩む人間のドラマを描いていると思いました。
人間としての本質に訴えかけてくる作品かと思います。
それぞれの思いが熱い。
トニーもドクもそうですが、トリオメンバーは多くは語らずとも、熱い。
そしてその言葉に胸が熱くなりました。
無骨なおっさん風貌の映画かと思いきや、とても繊細で不器用で、でも暖かい。
本当にいい映画に出会えました。
今の時期、クリスマスシーズンにぴったりだと思うなぁ。
追記。
以前「トゥルー・ロマンス」を見た時にググってへぇーと思ったのですけど、イタリア人の祖先?は、白人と黒人、みたいなことが、まことしやかに囁かれていたという時代があったらしいではないですか。
そういうのが背景にあっての、警察官の酷いことばにあのトニーの行動なんだろな、なんて思いながら見ておりました。