MidoriOkuyama

グリーンブックのMidoriOkuyamaのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.7
このタッチで笑わせてくる映画、とてもいい。おしゃれな笑いだな〜〜〜

トニーは情に熱い奥さんを愛するイタリア系のオトコ(漢)て感じの人、怒りに身を任せてまず手が出る、パワー系の人。
シャーリーはクラシックピアニストの黒人、黒人初めてロシアの名門音楽大学に音楽留学した天才、品があって丁寧で自分の言動に責任を持っている人。

このコンビの掛け合いがもうずっと見ていたいくらい可笑しいし、ケンタッキーフライドチキンのくだり(カップを拾いに行ったとこまで含めて)が印象的でめちゃくちゃ面白かった。(皆さんのお口に合うかどうか考えました、ホームメイド…フライドチキン!は爆笑)

この時代のアメリカ南部、13th amendmentを見たばかりだから時代背景もある程度わかってて、ちょうど今見られて良かった。
based on 実話でナットキングコールの話とかも本当だろうから、見ていてなかなかしんどい描写もあるけど、ドクが「勇気が人々の心を変える」といって敢えて南部ツアーを敢行していて、その言動にいちいち胸が熱くなったし愛に溢れる映画だと思いました、最高です。