["しりとり"のように紡ぐドンバス地区の混乱と狂気] 99点
この破壊力は凄いね。ポスト真実時代の実像を切り取ったセルゲイ・ロズニツァの劇映画四作目。『私の喜び』『霧の中』が微妙だっただけに『優し…
ウクライナの苦悩が伝わってくる映画だった。
道端で見せしめにされるおじさんのシーンなんて、作り物だとわかっていてもキツすぎて数秒おきに飛ばしてしまった…
あと地味に嫌だったのが車を接収されるシーン。…
2024年2月以降はただのフィクションと思えなくなってしまった作品。始まりと終わりが繋がったとき、絶望感が残った。私にはブラックコメディとは呼べない。
紛争が日常の中に隅々まで入り込み、その地にい…
モキュメンタリー的な手法で、ウクライナ侵攻の「口実」「大義」となっている“紛争”がいかにして作られたかが示唆される。
フェイクニュースの制作現場に始まり13のエピソードがスウィッチしていく構成で、…