なつそら

PTUのなつそらのレビュー・感想・評価

PTU(2003年製作の映画)
2.2
【ジョニー・トーに再チャレンジしたものの…】
香港ノワールといえばこの人と言われるジョニー・トー監督。
鑑賞済みの作品というと「エグザイル/絆」と「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」の2作品のみ。
その2作品もあんまり記憶にない。
良さがわからず本作品を見たい映画に登録していてようやく鑑賞。

やっぱり良さがわからんかった…
昇進直近の刑事の間抜けぶりやバナナを踏んですっ転ぶこと、クソ真面目そうな警官かと思いきや暴力的な面もあったりとキャラがブレまくってところも何もかも良さを感じない。

特に音楽が全然よくない。
意味のよくわからない緊迫の場面に、全く緊迫感を演出する気のない明るめの音楽。
なんじゃこりゃ?

ラストの銃撃戦も特にカタルシスを感じることもないし、何をどう感じるのが正しいんだろう?
ジョニー・トー作品の楽しみ方を教えてもらわないと無理かもしれない。
なつそら

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