抹茶マラカス

からっぽの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

からっぽ(2018年製作の映画)
4.0
いくつものバイトを掛け持つまちさん。ふとした会話から絵描きと同棲し始めるが、彼女は職場ごとに仮面を掛け替えている。そんな彼女をモデルに彼は絵を描く。その中で彼女は別の男性と会うようになり、本当の自分、アイデンティティの拡散が訪れる。世界にとって自分が有用なのか疑問になる中でかろうじて見えた有用性が潰えた瞬間、彼女は必要としてくれる世界へ飛び出す。60分でしっかり描き切った!