コミュニティや他者によって人格を変える、あるいは立ち位置を変えるというのはよくあることかもしれない。本作のようにそのせいで自分自身が何者なのかわからなくなるという過程や演出がとても良かったし、好き。
恋人が描く主人公の自画像に惹かれ、その自画像が赤い服を来ていることでそれに引っ張られ、主人公の服が赤い服ばかりになり、クローゼット代わりにしている倉庫からどんどん服が消えていくという演出がとても面白かった。
以下は個人的なメモ
-----
主役の女優さん、雰囲気がある。黒木華っぽさがある。
気の抜けたクリスマス商戦のコンビニ
かばんに南京錠
月曜日はいちごを乗せて
「ほら、冴えない君が一番だよ」
赤い服ばっかり。
-----