kassy

からっぽのkassyのレビュー・感想・評価

からっぽ(2018年製作の映画)
-
第40回PFFアワード2018入選作品

毎日沢山のバイトをして、人に合わせて人に居心地のいいように過ごしているまちはある日絵描きの少年のモデルになる。まちはだんだんその少年に深入りしていき、自分自身を失っていく。

人形劇がインサートされたり、コミカルな描写があったりと、色々な趣向は凝らしているのだが…

人物造形がとても苦手だった。
主人公も、相手も、魅力的な人が誰もいない。
主人公の空虚さを、空気感をもっと撮って欲しい。こういう物語なのに女の子がリアルに感じられないし可愛く見えないって、結構致命的だと思う。
kassy

kassy