よ

からっぽのよのレビュー・感想・評価

からっぽ(2018年製作の映画)
4.1
すごく良かった。

油絵の筆の音が官能的だった。筆の音って官能的に演出できるんだ!と感動した。
画面の色の配色うますぎ、雪山のシーンはゾッとするくらいキマってた。

何もない人が、本物の才能を持つ人に出会って、それに染まろうとする姿にすごく共感した。
山小屋という過去の詰まった場所から一歩外に出ていく終わり方は、そういうからっぽな自分との決別を表していると思った。
ただその後の主人公がちゃんとやっていけるかが心配で心残り
よ