あっさりした展開だと思った。司馬遼太郎は読んでおらず予備知識なく観て、盛り上がりが足りないまま終わった感。
河合継之助がどういう人物で、なぜ武装中立を図ろうとしたのかの説明が無さすぎる。だからかな、映画に入り込めなかった。
河合継之助はおそらく人格者で、それは役所広司がとても上手く演じていたし、妻役の松たか子もとても良かった。2人ともこの時代の言葉や立ち居振る舞いに違和感がなくて、雰囲気があった。
松たか子のカンカン踊りは一見の価値あり。なんと言っても日本舞踊松本流名取。身のこなしや手の表情が素晴らしかったと思います。
