いかえもん

峠 最後のサムライのいかえもんのレビュー・感想・評価

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)
3.3
役所広司ファン、というか孤狼の血のガミさんファンの友達と一緒に。

時は幕末。大政奉還が済んだのに、まだごちゃごちゃ言ってる薩摩と長州が起こした戊辰戦争。藩内の民を守るために戦を何とか避けようとする長岡藩のご家老のお話。
ざっくり言うと怒られるかもだけど、ガミさんがタイムスリップして江戸末期に行ってしまい、ちょっと優しくなった感じでした。
話も割と淡々と進むので、あんまり盛り上がりもなく終わっていくので、大きな期待はしない方がいいかもしれない。

出演者はすっごい豪華メンバーなんだけど、役所広司がほぼ一人で持って行ってしまうくらい上手くて、なんか他の人霞んでた。
特に、実は私は永山絢斗目当てで観に行ったのだけど、セリフ少なっ!って感じで、なんかちょっと悲しかったです。
あと、松たか子が役所広司の奥方様で、一緒に踊るシーンがあったんですよね。ここは必見で、彼女の所作の美しさが素晴らしかったです。指先までなんて美しい踊りなのだろうかと感動しました。

何か若干の物足りなさを感じましたが、悪くはなかったと思います。