コードネーム エンジェル
一応スパイ映画ですけど、普通のスパイ映画とはちょっと違う作品です。
オオカミ少年の話を知っていますか?
『オオカミが来た!』と嘘をつき、3度目に本当のオオカミが来ても誰も信じてくれ無かったという話。
これは作戦だったのです!
アシュラフ・マルワンは、イスラエルのスパイになり、嘘の情報を2度流します。
完全に信頼を失ったところで、本当の情報を流します。
でも、イスラエル側は信じません。2度も騙されているからです。
だからこそ、エジプト・シリア軍が攻めてくると思って無かったのです。
予想外の奇襲攻撃となったエジプト・シリア軍の攻撃、攻められたイスラエル側は大打撃を受けます。
今まで、圧倒的有利だったイスラエルが初めて追い込まれたのです。
実話ベースだからこそ、真実に近く描き過ぎて… 話を知らない外国人には、難解映画になったということと思いましょう。