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嵐の中を突っ走れのkojikojiのレビュー・感想・評価

嵐の中を突っ走れ(1958年製作の映画)
3.6
1958年公開、石原裕次郎主演、蔵原惟繕監督
裕次郎映画マイベストワンの「俺は待ってるぜ」のコンビ。この年の暮れに公開した「風速40米」もこの組み合わせなんだな。

この作品はもうただ裕次郎の魅力を存分に味わう青春娯楽作品。

舞台は館山。裕次郎はそこの女学校に赴任する体育教師。そりゃ女子高生たちの憧れの的に。

そんな漁師町で、ある実験が行われている。漁師たちには死活問題。裕次郎の生徒の父親も自殺する。
黙っていられないのが我らが裕次郎!
地元の新聞社の記者市村俊幸と、冒頭で東京の馬術大会で知り合い、彼女の地元館山で偶然出会う、新聞社で働く大学生、北原美枝と協力して正体を暴き出す。その裏でさらなる悪事が隠れていた。

ラストの大乱闘が嵐の中というとがなんかとってつけたようだが。

悪に立ち向かい、正義に燃えるモテモテ裕次郎。もうそれを見れるだけで満足。
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