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暁の翼
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『暁の翼』に投稿された感想・評価

迫真の飛行機シーン、手に汗握る救出劇の心理戦

シネマヴェーラの特集にて。
ストーリーとしては単純明解。訓練中の航空機が行方不明になり、乗員2名を救出するという話。

飛行場の名前が微妙に古くて懐かしいというか古い作品だなあ、とは思いましたが、航空機もなかなか古い上にかなり迫力ある飛行シーンなので「どうやって撮ったのだろうか?お金かかっただろうなあ」という感想。

救出捜索隊長を演じる藤田進は安定のかっこよさ。(ウルトラマンアグルセブン、ウルトラ警備隊の長官を思い出した...)

また、夫たちが海の藻屑となっていないか、心配を重ねる左幸子&金田一敦子が熱演。

クレジットに中条静夫を発見したものの、(大映所属だったしね)多分せりふなし。うーん、行方不明になった隊員の親族の一人でこっそりいたかんじです。(見間違えならごめんなさい...)
防衛庁全面協力のもと撮影された飛行シーンの素晴らしさ。どうやって撮ってるのか迫力が凄い。捜索のための各部署での仕事が淡々と描かれて、それは事故の起こった1959年当時の、すべて手書きでの作業がなんとも言えず胸を熱くさせる。海上で捜索を待つ孤独な隊員それぞれふたりの様子もよい。菅原謙次が側で漂うカモメを頼りにする様は「ロスト・バケーション」のブレイク・ライブリーを思い出す。月を眺めながら友田輝さんが呟くように歌う♫月が〜出た出た〜月が〜出た〜♫も泣かす。
自衛隊の訓練中に機体の故障により遭難したパイロット、教官北川(菅原謙次)と高井隊員
燃料が尽き機体を捨て広い太平洋を彷徨いながら救助を待つことになる
自衛隊はもとより在日米軍の必死の捜索、2人の奥さんたち、家族の祈り、そして波風に削られながら待つ2人、、、ついに捜索は3日目に入り生還への残り時間は僅か、、、


シネマヴェーラ渋谷での大映映画特集にて鑑賞
モノクロ作品、監督と出演者も地味ってことで見る予定はなかったんですが、、、この前後に見たい映画があって、その間の時間つぶしがめんどうっていう理由のみで仕方なし?に鑑賞したんですがww
凄い良かったこれ!今回の大映特集で見てきた中でもベストに!何の期待もなく見る予定すらなかった映画なのに皮肉みたいだけど見れて良かったです、こういうことあるから食わず嫌いダメですよねーと改めて思った

簡単に言うと遭難した2人のパイロットを捜索するお話なんですけど
レーダーから消失しちゃったのでどこいるかわからないの、本人たちももちろんわかってない
ジェット機で捜索しようにも範囲が広い上に状況が全くわからず生きていると信じて探すのみ!それも空から米粒並みに小さなものをジェット機の高速スピードのなか目視で探す、という困難なものってんだからその絶望感、、、

ただ無事を祈ることしかできない奥さんや家族の描写がすごい響いてくる
年少の男の子が帽子をめっちゃ深く被っていて、それを取ったら涙でボロボロなの
それを見たお姉ちゃんも張り詰めていたものが崩壊、そんな泣きじゃくる子供たちを見たお母さんも堪えきれずに、、、見てるこっちもやばいっすw

そしてもう1人の若奥さんが錯乱気味になって水に浸かるシーンもインパクトある
助けてあげたいよね、代わってあげたいよね、同じ苦しみ水の冷たさでまぎらわすことしか出来ないのがせつない

出演者では左幸子と菅原謙次が良かったなー、特に左幸子はベストかもしれない、まさに熱演
他の出演者でも地味は地味なんだけどみなさん好演、名前をあげると藤田進、高松英郎、金田一敦子あたりか、あとは申し訳ないけど顔と名前が一致しないw

あらすじ紹介によると実話を基にした映画らしいんですが、軽く調べた限りでは同様の事故は見つけられず
ただ緊迫感と心理描写なんかのリアリティはかなりのもので納得感あります
航空機の映像なんかは時代的なものもあって現在から見るとチープなところもあるかもしれないけど頑張っていると思います
何より自衛隊とか在日米軍までこの映画の協力にクレジットされていて様々な機体が登場、時代的に貴重な映像なんじゃないかと思う

個人的にはオススメできる凄くいい映画だと思います、でもまあ見る人ほぼいないでしょーねーw 見たいからって気軽に見れないところが昔の映画、未ソフト化のつらいところ
今すぐ見たい全ての映画が見れるなら若尾文子とか市川雷蔵の映画全部見てるもんねー