どんな風に狂っていくか楽しみだなぁ…と思って観たら、アーサーは最初から既に狂ってるように見えた。
心優しいアーサーがジョーカーに…とのことだけどアーサーって優しいか？自分の身内である母にしか優しさは感じなかった。唯一優しくしてくれた小人症の男性、ゲイリーにも優しさを返してるように見えなかったし。
重いのかなぁ…落ち込むかなぁ…って思ってたけど興味深く楽しい映画だった。
“SMILE”“That's life”など音楽の使い方が素晴らしくて一番有名な階段ダンスの場面でかかる“ROCK'N'ROLL part2”でテンションが最高潮に！大好きな曲！
凄惨な場面で明るい曲がかかるのってほんと好き。
監督の過去作、『ハングオーバー』シリーズのファンなので社会に馴染めない人間アランとアーサーという共通点を見つけ、笑いと狂気はほんとに紙一重なのだなぁと感じた。
