割と低評価の人も多いが、自分はそこまで悪いとは思わず、撮影から編集上で多少いじっているとはいえ、夜街のショットの連続はなかなか良く出来ていると思います。
全編を通じてシェストレームの「殴られる奴」を見たことある人であれば全く印象が違うと思います。
無理に口角を上げさせるという点は映画史でも言うに及ばず、あのアホみたいながらやりきった「プロジェクトX」の人が意外にこういう作品もそれなりに撮れるんだなと
ただ心理的であることは同時に否めない。
そして笑うを障害とか後天的に獲得した社会への振舞方として、家族やらのエピソードは単に説明にしかなっておらず、今を撮るべきでありまたは削除して90分前後に収めてたら凄かった。