「ダークナイト」のジョーカーに繋がりそうなお話のように思えましたが、あんまり関係ないかもですね。私はティムバートン監督の「バットマン」そしてジョーカーが好きなので、正直期待はずれでした。ただ、作品自体のすさみ方に魅力を感じます。これは、ホアキン・フェニックスのお手柄でしょうか。よくヒース・レンジャーのジョーカーのイカれ方が評価されてたりしますが、ぶっ飛び方では、ジャック・ニコルソンの方が勝っていたと思いますし、リアルなイカれっぷりはホアキン・フェニックスに軍配ありと思われます。ただ、バットマンと相対するに当たってはヒース・レンジャーでよかったのかな。そして、これを言っちゃおしまいですが、ジョーカーを題材にしなくても成り立ちそうな話のような気がして、ジョーカーにとらわれなければ、もっとショッキングな作品になったのではないかと、ちょっと斜めから観てしまいました。と難癖つけても3.7って、ひねくれてますなぁ…ジョーカー張りに。
