じゅにあ

ジョーカーのじゅにあのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

バッドマンに出ていたジョーカーの過去編なのかなと思って視聴。(後々知りましたが、少し違うらしい?)

ジョーカーの役者さんの演技がすごすぎて。
あの笑い方が絶妙に不安になる笑い方で…
あのメイク似合うんよなぁ。階段を降りるシーン当たりから知ってる飄々としたジョーカーに。

笑いが止められない病気を持ちながら、母親を献身的に看病して、ピエロの仕事をやっている健気な人なのかと思う気持ちもあるけど、何を考えているか読めなかったり、不器用で、歪んで受け取ったりもしているような気がして、肩入れをしきれないまま、話が進んでいく。

話もところどころ不思議なことが起きて、テレビで観てたのにいつの間にかその中の観客席にいたり、暴動に参加してたり、なんだか白い牢屋で頭を打ち付けている過去が急に出てきたり、ジョーカーは何回もマレーに会ってるはずなのに気づかれないし。

恋人だと思っていたら妄言で、そこからなにがほんとうの話なのかわからなくなった。
そういえば、バッドマンシリーズでも過去話してたけど嘘だったような。

時系列も最初と最後のカウンセリングシーンがわからない。
カウンセラー同じ気がするけど、最後の方が若い?
最初の時に言ってた「なんであそこ(白い牢屋)にいたのかわかる?」が現在で、最後のシーンであって過去?
チグハグだから全部ジョークで、オチを見つけるためにバッドマンのウェインの話(最後の母親と使用人を殺された子ども)を作り出した?
(バッドマンでは父親だった気がするし、そもそもこの話ではジョーカーではない他の人が殺してた)


とまあ色々わからなくて、そのあたりはパンクするけど、
普通に話面白かった!

同僚さん1人助かって良かった。
鍵を開けてもらうシーンの緊張ったらない。
あの人は通報しなかったのかな。
恋人と妄想されていた女の人無事であって…
部屋の鍵締めようね…

笑うタイミングミスってて、人の動きを勉強してるのサイコパスっぽいよね。怖かった〜

笑う病気を伝えるためのカード賢い。

介護してたお母さんが、しきりに言っていたテレビのマレーの家政婦さんだった話がだんだん崩れていって、実はジョーカーは養子だったしマレーの息子でもないし、ジョーカーへの虐待で捕まっていたなんて辛すぎる。
「お前の母親はイかれてる」なんて言い方しないでよ。息子には言わなくて良いじゃん…
そりゃあちゃんと笑えなくなっちゃうのかも。
最後のパトカーでは割と笑ってそうだったけど(そう見える演技もすごいよね)
じゅにあ

じゅにあ