一言で言うと、素晴らしい映画。それもアカデミー賞クラスの。ただ、評価が割と低め(🍅69%、Metacritic59点)なのも分かる。そんな一本です。
とにかく、煽動性が凄いんですよね。プロパガンダとまではいかないけど、我々の衝動を駆り立てるような何かがある。ラスト30分の息をつかせぬ展開はその象徴でしょう。
だから、さながら有害図書のような扱いをされるのも、悔しいが理解できてしまいます。
ただ、そんな言葉で片付けられない魅力を持っているからこそ、この映画はここまで語り継がれているのでしょう。
今更細かく紹介するのは野暮なので、気になった人はとりあえず観てみることをお勧めします。多分、合う合わないはあるかと思いますが……