このレビューはネタバレを含みます
単なる私の感想ですが、
病院の個室でドアに頭を打ちつけているシーン〜脱走までが現実(リアルの世界)です。
ラスト部分に
「面白いジョークを思いついた」
「君には理解できない」
的なことをアーサーら言ってますが、
そのジョークというのが、この映画です。
荒廃する街、市民の暴走、自分自身は英雄(ヒールのてっぺん)になっていく過程を想像し、「君には理解できない」と言ったと思います。
命に平等というのは絶対にありませんが、
モラルがどうとか人権がどうとか正直くだらないことを理由にみんなが目を背けている。
アーサーは代弁してくれた。