2019年10月6日観賞
世界一有名なコミックスの悪役、その誕生の物語。
コミックスとは違うオリジナルの内容。
アーサー・フレックの物語ではあるが、一人の人間を通して現代社会の混沌としたものをまざまざと見せられ、そして現実を突きつけられたような感じでした。
狂気や苦しみ、など言葉では簡単には表現できない。
1980年代初頭が舞台であるが、2019年の現在でも、40年近く経つにも関わらず、何も変わっていない事実。そして日本でも、他の国でも同じ問題を抱えている。
暗い場所で生きる人々の言葉にできない様々な感情が具現化したのが、ジョーカーなのかも知れない。
最期にホアキン・フェニックスは素晴らしかった。