ジョーカーのdesperadoiのレビュー・感想・評価

トッド・フィリップスがインタビューで語っていたように、70年代から80年代半ばに撮られたスコセッシやルメットの作品が大好きなのはよく伝わってくる。そのため全体のトーンとして他のコミック原作映画と差別化は図れているが、却ってストーリーや設定に関してそれらの要素ばかりが目立ってしまったような気も。とある人物との繋がりを匂わせる件は意外性があって良かった。ホアキンの怪演ぶりはさすが。