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ジョーカーのmatoのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.6
あまりの救いのなさに悪役だとしてもかわいそうだと思いました。幸せに生きたいというのにどうにもならない、あがけばあがくほど事態は悪くなっていく、、そこから歪んだ感情が出ても私は彼を責めることなどできませんでした。

自分も底辺にある身からするとひと事じゃないんだなと、いつジョーカーが出てもおかしくないんだなとひしひし感じました。だからアメリカでも規制しているのでしょう。

全体のテーマとして感じ取れたのは行き過ぎた資本主義による格差社会への非難でしょうか。
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