荒巻セントラルプラザ

ジョーカーの荒巻セントラルプラザのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.0
アーサーの不幸っぷりがギャグかと思うほど。
とも言えるし
アーサーの不幸っぷりギャグがだんだん笑えなくなってくる。
とも言える作品。

赤塚不二夫作品のようなシュール系ギャグ漫画を読んだ時に感じる「これは笑いというか、ただの狂人の話なのでは・・・」が煮詰まってる。

隣に座ってた男性客がラストシーンで涙を拭いていて、やっぱりこれは誰かの心を揺さぶり続ける映画になっていくんだろうな、とも思った。

これだけしんどい話なの映画としてとてもよく出来ていて面白い。
そこがまたジョーカーて感じがする。