このレビューはネタバレを含みます
点数はほぼホアキンに捧ぐ。
元同僚を殺したところから、おもしろくなってきた。いわゆる、狂気に目覚め始めてからかな?
でももっとぶっ飛んで欲しかったかなぁ〜
それまではどこまでも自己陶酔な人間にしか見えなくて、いまいち感情移入も出来ず。
なんだか社会学的、心理学?の角度から見てしまった。
例えば、最後の方の、人々がJokerに群がるシーンは、この前の参院選の令和旋風とどこか似ていて、これまで埋もれていた層を新たなカリスマ的人間(Joker,山本太郎)が開拓した様子と重なったし、
自己肯定をせずに行きすぎると歪んだ自己愛になるのかなぁ〜とか。
わたしとJokerの唯一の見解一致は、ラストの方の、「善悪は主観に過ぎないってとこ」まさにそのとおりだと思う。
あとは、とにかくホアキン、すごい。
アカデミー賞男優賞は間違いないと思うよ。
もう一度、点数はホアキンに捧ぐ。