ウッカリしていた。
ジョーカーがバットマンのジョーカーの話だということを。
1人の初めて見る人ととして映画を観てしまったためにこの作品は病んだ。
冒頭シーンの涙。この時は泣けていたのに。その後の生活で笑笑笑笑笑。
笑の意味は観ていただけたらと思います。現実と向き合うことを避けながらもどうにか生きてきたけどすでにどこか狂ってて、人を殺しても意外と平気な状態。
生い立ちにも触れられているが世界が狭すぎて救いようがない。
無差別で気分で全てが行われる。
頭が良いわけでもなくて、悪に堕ちたことにも気づけず全てが他人の責任だと思えてしまう恐ろしさ。病みます。
でも映画自体が掴めない性格の歪みを絶対に分かち合えないように描写されていて見る方は近付きたくても近づけたと思えない、全てがそれで作り上げられていて掴めないもどかしさがこの映画の魅力を最大限に引き出してる感じがして見入った。
