バットマンもなにも事前知識なしで鑑賞。私はジョーカーが悪いとは思えなかった、本当に悪いのは殺された方の人たちだと思うから。
あの背の小さいひとが痛めつけられなかったのは、味方だったからというか、人として当然だからだっただけで。確かに命を奪うことは何があってもいけないけれど、彼は同等の傷つき方をしていたんだということ、どうしてもそこに共感してしまう。
でも手を出すまで行くか行かないか、その壁はとて厚い。自分がどうしても許せないことに出会ったとき、その壁を超えないのはなぜだろう。正直自分でもわからない。人を殺してはだめだよ、なんて教わったことも教えたこともないのに絶対にだめだって、そんなことしないとわかっている。その線引きってどこで形成されるんだろう。。
そう考えているこの自分ってどこでどうやって作られたんだろう。なんていう答えのないループに陥っていくな。
