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ジョーカーの蟹倶楽部のレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.5
凄い好きなタイプの映画だった。
アーサーが笑えば笑うほど悲しくて孤独で。
善悪は主観だということを痛いほど表現できていました。


バットマンシリーズ全然ちゃんと観てないけど、だからこそ自分の場合はこの映画を凄く良い作品に感じれた気がする。
もし、シリーズの登場キャラクターの一面とかいう見方したら凄くチープなものになってしまいそうなそんな印象。(いや、シリーズ観てないから全然そんなこと言い切れないんだけどね笑)直感です。

そんなことよりも!
これは点数とかに関係ないんだけど、個人的にはこの作品が76年デニーロ主演の映画「タクシードライバー」と少しLINKする感じがしてどうもその主役のトラヴィスとアーサーの「孤独」や「不満」、各々の「正義」が若干重なって見える部分があって、、尚、そのトラヴィスを演じたデニーロが今作ではアーサーのような人物を笑い者にする、いわゆる世間の人気者として出てくる感じが物凄い皮肉だなぁ〜と勝手に食らってました。
でも、たまたまとは言わせませんよ笑
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