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にっぽん昆虫記のniuのレビュー・感想・評価

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)
4.4
♪オーワイヤレ オーワイヤレ 寝ないとネズミにひかれるし 起きると夜たかにさらわれる
激動という言葉がピッタリの人生だけれど、この時代の歓楽街にはこんな【昆虫】がうじゃうじゃいたんだろうな。

母乳出なくなったら父親におっぱい吸わせて出すのが当たり前に描かれてるのが衝撃。とめちゃ明らか感じちゃってっし…吸引力が違うってか…死ぬ間際、家族周りにいるのにまた乳ボロンって出すのシュールすぎてwww
足入れ婚、父なし子 昔話だと思ってたことが映像で起こされると一気にリアルで怖くなった。

左幸子さんは美人な筈なのに、売春斡旋のボスになってから欲に塗れた汚さが滲み出てるし、お務め終わってからのラストで一気に老け込んでるのすごいな…。女優。

「お前はまだ幸せのほんの浅いとこしか知らない。俺が本当の幸せの深さを教えてやる」なーんて金も権力もあるおぢに言われたら靡いちゃうものなのかな〜
女たち!幸せは自分で掴んでこうな!!!
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