全く内容も知らず傑作と聞いていたので期待していたのだが、思っていたのと違ったというか、かなり大味な内容だった
粗はあるものの骨太でズシリとくる怖さのある前半から、後半突然大雑把で破天荒なアクションになるのには驚いた
政府単位の謀略にさらされる小さな人間たちというテーマはいいんだけど、本当に前半と後半で雰囲気が違いすぎてちょっとついていけない
後半の雰囲気だともう前半の全てがコントのように思えてしまう
ただ、終盤の空中戦は非常に見ごたえがある
良くも悪くも70年代らしい作品だと思う