懸念してた通り、ひとりよがりな耽美系。苦手なやつ。
少女が村人に忌避されてる描写も中途半端だし、旅人の背景がまったくわかんないので感情移入も難しい。
ラストも、自分自身にしか見えなかったから去るしかなかったんでしょうか。
なんでそないなことになるのかまったくよくわかんなかったのがくやしい。
そんなこんなで正直序盤はどんどんねむまってきてしまったのですが、一転、アンジェラ・ユンのチャイナドレス姿に眠気も吹っ飛びました。
文字通り、目の覚める美しさとはこのことか。
もちろん彼女目当てに観たのですよ、ええ。
ほんの一瞬、しかも全身映らないですがじゅうぶんでしたよ、ええ。
そうでなくても触れるのも憚られる危うさがよいです。
透明感を有機物にしたらこうなりました、と言わんばかりのイキモノ。なんだこのイキモノ。
とにかく彼女を撮りたかったんでしょうな。
その気持ちは非常によくわかります。
本当によくわかります。
ありがとうございます。
そしてありがとうございます。