ワグナー夫婦（ピート:マーク・ウォルバーグとエリー:ローズ・バーン）が3人兄弟の里親になるまでのお話。監督のショーン・アンダースが、3人の子供を養子にした実体験に基づいている。
15歳のリジーと良いとは言えないが印象的な出会いをしたピートとエリーはリジーに弟のファンと妹のリタがいる事を知り、3人を迎えることに。
反抗期絶頂のリジーにドジなファン、気に入らないと叫び続けるリタ。夫婦はたちまち困難にぶつかるの。でも、ピートの母の素晴らしいフォローによりだんだん打ち解けていく3人。
しかし、そんな中、リジーたちの実の母が出所。実母は3人を引き取ることができるのか？
子育てに全力で立ち向かうピートとエリーが素晴らしい。リジーのめちゃくちゃ生意気な態度にも耐え、ファンやリタの信頼を勝ち取っていくが、やはり実の母には勝てないのか…
養子縁組のソーシャルワーカーのカレン（オクタヴィア・スペンサー）とシャロン（ティグ・ノタロ）が、また、良い役ですね。ピートは最初はNGワード連発するような程度だったのが、他の里親になりたい人達と一緒に成長していく姿がとっても良かった。
養子を迎えるって本当に大変だし、覚悟が要る。どんなに愛情が芽生えても、法的にどうしようもないこともある。それでも、縁があって家族になる人たちがいるって、とっても素敵なこと。
とっても優しい気持ちになりました。
良かったー。
