ジーナ

コード211のジーナのレビュー・感想・評価

コード211(2018年製作の映画)
3.5
近年映画を観るモチベが下がっていて、多い時は年300本観ていたのが、去年は8本しか観ない大スランプに。

そんで今年は久々に沢山観よう!とにかくニコケイ主演映画(特に最近死ぬほど出てるB級映画群)を観よう!という事で、いきなりこの作品です。

ニコケイの映画は平均点が低ければ低いほどワクワクしちゃうのは何故なのでしょうか?w(それで園子温監督のク〇映画で後悔するわけですが...)

まず率直な感想としては、「ガンアクション多くて楽しめた!😃」です。

でも、薄々気づいてはいたんですが、脚本がガバガバです。🤢

実在の銀行強盗事件(ただし大幅に脚色されているらしい)を背景に親子の絆の崩壊と修復、黒人差別問題、青年の挫折と成長、ある夫婦に産まれてくる新しい命と家族の未来、警察の新人くんと女刑事の上下関係etc...が描かれるんですが...

描きたいこと多すぎるやろ!!!

とっちらかってて消化不良な要素が多すぎる!
映画自体は勢いとノリでバーーーッと観ちゃえば結構楽しめますし、気にならないのですが、エンドロール最中にあれ?あいつらどうなったんだっけ?と次々に疑問が湧いてくる。

銀行強盗を犯す傭兵部隊達も行き当たりばったりな行動が多く、相当なおバカさんである🥳

とはいえ、ニコケイのカッコ良さや娘婿でもある相棒との絡みは最高に良かった。
その相棒が重症を負った後の迫真の演技には感動しましたし、青年の活躍もワクワクした。
「単純な刑事アクションが好き!短い作品で暇つぶししたい!」って人には割とオススメできる。
午後のロードショー的なノリが好きな人は必見かな。

最後に一言。
皆さんも絶対に感じてると思うんですが、犯人を追ってるインターポールの女警察さん。
おもいっっっっくそ邪魔www
あっちにこっちに現れて犯人探しやらニコケイに助言やらしてますが、絶っっっっ対に要らないww
脚本から抹消しても誰も困らないw
これから観る!って人は要チェックです。
僕と同じ感想を必ず抱くと思いますw🖐
ジーナ

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