原作のファンなので公開時に観に行こうかなと思っていたけれどタイミングを逃してしまった作品。
原作に忠実、というわけにはいかず、そこは監督好みに練り直されていた。
軽いミュージカルといった感じで、ラ・ラ・ランドをコメディチックに軽くして原作を混ぜ込んで監督のパウダーをかけたような感じ。
高畑充希はもちろんの事、歌う面々が上手いので、上手く立て直してくれた。
オタク口調を誇張していたようにも思えるけど、オタクがあるが故の悩みがよりよく分かると思った。
残念だったのは、先輩である小柳と蒲倉を演じた菜々緒と斎藤工が意外と良かったのに出番が少なかったこと、もっと見たかった。
賀来賢人もオリジナルキャラで出すのであれば、映画じゃなくて金曜深夜枠(おっさんずLOVEをやっていた)で連ドラにしたら良かったのにと思った。
